78歳の2人〜山根明氏、尾畠春夫氏について考える〜

対照的な2人の共通点…78歳であること。

アマチュアボクシング協会の会長を正式に辞任した山根明氏、山口県で2歳男児を見つけたボランティアの尾畠春夫氏、今話題のお2人です。お2人とも78歳。尾畠氏の年齢を見た時になぜか山根明氏が私の中にポワッと浮かびました。同じ時代を生き抜いてきたお2人なのですが、対照的なことが多いので、少し私が感じたことを書きたいと思います。

2人のメイン・テーマ◾️山根氏=「自分、身内」◾️尾畠氏=「世のため、人のため」

山根氏は「奈良判定」や「カリスマ山根」など「自分、身内」がメインであり、尾畠氏は「世間に自分は育ててもらった」「何か世の中のために役に立ちたい」など「世のため人のため」がメインです。山根氏は言っていることが山根氏自身の現実と伴っていないので聞いていて恥ずかしいのと呆れて苦笑いがでてきます。尾畠氏は汗を流し、頭を使い、行動を起こす。「苦虫を噛んだような顔をしていても誰も喜ばない」など、尾畠氏からでてくる言葉が全て重みがあり価値があるもので、それはこれまでの尾畠氏の経験と実績から生まれているのだと感じました。会話の合間にジョークも入るので、自然に周りにいる人々を笑顔にしてくれます。

自分の身を守る78歳と人を助ける78歳

山根明氏の自宅に報道陣が連日訪れていた時に、何も話せない山根氏は報道陣を追い払うために暴言を吐いていました。「お前ら人殺しと一緒やぞ!」と…言葉を知らないのか、何を言ったらいけないなどもわからず、とにかく自分が大事で守るべきものは自分と身内というのがよく分かりました。尾畠氏は報道陣にも、警察にも、2歳男児のお爺さんにもとても優しい言葉をかけていました。自分が探しあてたんだ!ではなく「警察や家族、地域の方の力が神様に通じ、私とヨシくん(2歳男児)を引き合わせてくれた」と立派なことを言われていました。

他人を責める、他人を労わる

山根氏は村田選手のコメントに対して「生意気だ!」「誰のおかげで金メダルが取れたと思っているんだ!」など貶し、責めました。気分が悪くなるし、情けなくなる言動でした。尾畠氏は警察も2歳男児の家族も関係者全て責めることはせず、逆に労わります。2歳男児のお母さんに「ヨシくんを責めたりしてはいけません。今回のことはヨシくんにとって悪い記憶として残らないよう、出来るだけ忘れさせてあげてください。」とアドバイスまでしたとのこと…本当に素晴らしい方です。

欲、無欲

山根氏がこれまでおこなってきたことは、私服を肥やすためだけのものであり、本来のボクシング協会会長としての役割を果たしていませんでした。尾畠氏のように無欲であれば、山根氏は会長を辞任する必要はなかったのです。尾畠氏は本当にボランティア精神を貫いており、一切何ももらわない、自分のできる範囲でのボランティアだそうです。素晴らしい、本当に素晴らしいです。

尾畠氏の精神を見習う。1つだけ78歳の2人が似ていることがある(笑)

さんざん山根氏をディスってしまう結果となりましたが、私もですが、山根氏も尾畠氏のことを見習って少しでも自分を変えることがでればいいと思います。尾畠氏はすごいです。1つだけ78歳のお2人が似ているところがあります。お2人ともマスコミに包み隠さず、自分の言葉で話してしまうところです(笑)かわいらしいですね!私も見習ってがんばります!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください